2026/02/15 09:38

【その転がし方、地肌に届いていますか?】

こんにちは、鍼灸師「美活堂」です。 最近、育毛や頭皮ケアのためにダーマローラーを手に取る方が増えています。

しかし、お顔と違って頭皮には「髪の毛」があります。 実は多くの方が、「髪の毛の上を滑らせているだけで、地肌に鍼が届いていない」というもったいない状態になりがちです。

せっかくのケアを無駄にしないために、プロの現場で行っている「確実に地肌へ刺す」ためのコツをお伝えします。


【1. 「髪をかき分ける」のがスタートライン】

いきなり広い範囲を転がすのはNGです。 まずはクシや指を使って、しっかりと地肌が見える「道」を作ってください。 面倒に感じるかもしれませんが、この「道」があるからこそ、鍼が最短距離で地肌に届きます。

【2. 「垂直」に押し当てる意識を持つ】

髪の毛には弾力があります。斜めにローラーを当てると、髪の毛に押し返されて鍼が刺さりません。 地肌に対してローラーを「垂直」に当てる感覚を意識してください。 私たち鍼灸師が鍼を打つ時と同じように、ターゲットに対して真っ直ぐ刺激を届けるのが鉄則です。

【重要:力はいりません!「重み」だけで十分】

ここで一番注意してほしいのが、「決して力を入れないこと」です。 「しっかり刺そう」と思うと、ついグイグイと押し付けたくなりますが、それは逆効果。地肌を傷つけてしまう恐れがあります。

ローラー自体の重みを感じながら、優しく地肌に触れさせるだけで、鍼は十分に役割を果たしてくれます。「力ではなく、垂直に当てる角度」が何より大切です。

【3. 「チリチリ…」というわずかな感触を確かめる】

正しく刺さっている時は、髪を噛むような音ではなく、地肌に鍼が触れるわずかな感触があります。 「転がす」というよりは、一箇所ずつ「確実に地肌を捉えているか」を確かめながら進めてみてください。この丁寧な一歩が、眠っている巡りを呼び覚ますスイッチになります。


【まとめ:外から耕し、中から運ぶ】

地肌をしっかり刺して「通り道」を作った後は、そこへ栄養を運ぶ血流が欠かせません。

外からの刺激(ダーマローラー)と、内側からの巡りケア(アスタリールACTなど)を組み合わせることで、育毛へのスピード感は格段に変わります。

「自分のやり方で合っているのかな?」と不安な方は、今日から「力まず、垂直に」を合言葉にケアしてみてくださいね。